話をするときは〇〇をとりのぞく

子どもと話をしている時に、

聞いているの?
分かっているの?
理解できているの?


と思う時がありますよね。


聞いていないんじゃないかと思うと
イライラが募ってしまい、
怒り口調で責めてしまうことに繋がってしまうかもしれません。


今日はそういう時に整える「環境」について考えてみましょう。

大事な話をしたい時は

大事な話をしたい時には、
まず自分と子どもの間にあるものは
目の前から取り除くことが良いです。



間にある物とは?というと、



例えば【スマホ】です。


スマホは自分の手元に置いてあるかもしれませんので、
そのスマホが自分とお子様の間にある状況にならないように、横によけて伏せて置きます。


又は見えないところにしまっておくのもいいです。



次に【ゲーム】【テレビ】も止めるのがいいですね。



なぜ、それが必要なのかと言うと、、、

動くもの、光る物、目や耳から入る情報は「刺激」になるから

刺激とは、
物理的に心身に影響を与えるものなので
落ち着いた会話を妨げまてしまいます。


大事な話をしている時に
スマホの通知音や、振動、光が目に入ると「誰からかな?」と気持ちが動きます。

ゲーム画面にうつされる画面の動きは
見ないふりをしても
意識がそちらに向いてしまいます。
人間は本能で、動くものを追ってしまうからです。



他の兄弟がいる場面でも
落ち着いた会話が難しいかもしれないので
部屋を変えるもの一つですね。



これらのことは全て、
私たちにとって【刺激】となるのです。

刺激を減らして会話をするとどうなるの?



できるだけ刺激のない状況にしてから
子どもの話を聴こうとすると


お子様は、
「お母さんが自分のことを聴こうとしてくれている」と
前向きなメッセージをキャッチします。




そして、逆に親が気持ちを伝えたい時は
刺激を取り除いてから伝えた方が
お子様に伝わりやすくなります。


夫婦でも、大事な話をしたい時には

夫に大事な話をしたい時に
YouTubeを見ているままで、はいはいと聞かれたら悲しいですよね。


スマホを見ている手を止めて、
スマホを伏せてくれたりしたら、


「あ、話を聴こうとしてくれている」
と感じると思います(笑)





刺激を取り除くこと
ちょっと気を付けてみるだけでも
会話はしやすくなりますよ✨





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この記事を書いた人

しおたひとみ

育児を通して本当の自分と向き合うことになった30代の母親です。
穏やかな性格だった独身時代には、
自分とは無縁と思っていた「怒り」という感情。
しかし結婚して子供を授かり育てていくうちに、段々と理想と現実のギャップに苦しみ、子供を愛しているのかさえわからなくなっていき精神状態は最悪に。
又育児環境も、両親との同居、4度の転勤など変化の多い中
イライラをコントロールすることができずに悩んでいました。
そんな時テレビで紹介されていたアンガ―マネジメントに出会い、
藁をもつかむ思いで学び始めた事をきっかけに
その後日本ではまだ少ない怒りの専門家としてアンガ―マネジメントを伝えていく為、ファシリテーターの資格を取得。
自分自身も日々イライラコントロールのトレーニング中ではあるけれど、
今はイライラすることはほとんど無く、大好きな子供たちと笑って過ごせるようになりました。

現在男の子3人、女の子1人の母。
お母さん向けのネットショップ運営中。
2016年12月から、地域で子供食堂をはじめました。
「過去の自分と同じような精神状態の、育児中のパパやママをサポートする事・頑張っている子供の身近な相談相手になる事・人と人を繋ぐ事」
をモットーに個人で活動中。