子どもが「ネガティブな発言」をする理由

子どもがネガティブな発言を
することを気に病む親御さんは
多いと思います。

◆ネガティブ発言とはどんな言葉でしょう?


「どうせできない」
「どうせ無理」
「いやだ」

「やりたくない」
「めんどくさい」


このような言葉をお子さんが言うことは
多く見受けられます。
私の子もちょいちょい口にします。

また人への批判的な意見や、
悪口、うらやむ言葉も
出てくる事があります。



◆この言葉がでる心理としては


✅自分自身への自信のなさ
✅自己肯定感の低さ
✅他人との比較
✅そして自分を守る自己防衛


これは何も子どもに
限ったことではないですね。


私たち大人も同じようなネガティブ発言が出る時は、同じような心理状態になっているといえます。



◆人が20歳になるまでにあびせられる否定的な言葉は
「14万8000回」


心理学のシャド・ヘルムステッター博士によると、私たち人間は

大人になるまでの間に
合計148,000回もの
否定的な言葉を聞かされているそうです。


1日何十回も否定的な言葉を
聞いていることになります。


◆では否定的な言葉とは??

ネガティブ言葉
「悪口」「指示・命令」
「否定」「批判」
「ケチつけ」「嫌み」「愚痴」

など


これを日常的に
私たち大人が使っていると
耳にして育った子どもは
簡単にマネをすることが
できてしまいます。



「指示や命令」が多いと 子どもは自分で考えて動かなくなり
「悪口」が多いと 誰かのせいにしていいと学びます。
「否定・批判」が多いと 相手のおかれた立場を知ろうとする機会を失います。



相手が間違っていて、
自分は正しいと思う。
心を高くすることで
自分の立場を守ろうとしているのです。





◆ではでは、肯定的な言葉とはどんな言葉でしょう。



それは、
「気遣い」
「思いやり」
「成長をみる」
「変化に気づく」
「安心させる」
「一緒に笑う」
「一緒に楽しむ」


ときの言葉


そして一番大切なのは
「存在を肯定する」
言葉です。




◆「存在を肯定する」とはどういう言葉?というと



一番良い例は
日常で使われている【挨拶】です。


おはよう。いってらっしゃい。
おかえり。いただきます。
ごちそうさま。おやすみなさい。



この言葉たちには意味があって


おはよう…
「お早い時間からご苦労様です」「今朝の調子はどうでしょうか」
いってらっしゃい…
「安全にでかけて元気に帰っていらっしゃい」
おかえり…
無事に帰ってきたことを歓迎する言葉
頂きます…
命や作ってくれた相手への感謝の気持ち
ごちそうさま…
命への感謝、相手への感謝
おやすみ…
「ゆっくり身体を休ませてね」

になります。


相手の存在があるからこそ
口にでる思いやりのこもった言葉。




それが何気なく使っている
この「あいさつ」になります。



あいさつだけで相手の存在を
【肯定】していることになります。



◆プラスメッセージを増やすためには

まず、あいさつを
笑顔で届けてみてください。


そして、さらに
パワーをアップさせる技は
言葉の最初に名前を呼ぶことです。

家庭が柔らかい雰囲気に変わるので
試してみて下さい✨

子ども達、すごく前向きに
変化していきます💕


1人で頑張るのが難しい人は
私と一緒にチャレンジしましょう😊
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塩田ひとみ運営
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この記事を書いた人

しおたひとみ

育児を通して本当の自分と向き合うことになった30代の母親です。
穏やかな性格だった独身時代には、
自分とは無縁と思っていた「怒り」という感情。
しかし結婚して子供を授かり育てていくうちに、段々と理想と現実のギャップに苦しみ、子供を愛しているのかさえわからなくなっていき精神状態は最悪に。
又育児環境も、両親との同居、4度の転勤など変化の多い中
イライラをコントロールすることができずに悩んでいました。
そんな時テレビで紹介されていたアンガ―マネジメントに出会い、
藁をもつかむ思いで学び始めた事をきっかけに
その後日本ではまだ少ない怒りの専門家としてアンガ―マネジメントを伝えていく為、ファシリテーターの資格を取得。
自分自身も日々イライラコントロールのトレーニング中ではあるけれど、
今はイライラすることはほとんど無く、大好きな子供たちと笑って過ごせるようになりました。

現在男の子3人、女の子1人の母。
お母さん向けのネットショップ運営中。
2016年12月から、地域で子供食堂をはじめました。
「過去の自分と同じような精神状態の、育児中のパパやママをサポートする事・頑張っている子供の身近な相談相手になる事・人と人を繋ぐ事」
をモットーに個人で活動中。