学校へ行けなかった息子

昨日子どもと近くのマルシェへ行ってきました。
知り合いの方が出展されていたので、
子どもを連れて少しの時間でしたが遊びに行ってきました。

武蔵浦和で開催していたハッピーマルシェ


子どもがチョークアートというものに
挑戦させて頂きました✨

とても真剣に取り組んでいます😊

絵を描くことが苦手な子なのですが、


ちゃんと下書きがあり
スムーズに書き進められるようになっています。


息子は頭の回転が速く
物事を俯瞰してとらえることも得意。

しかし『絵』が苦手です。

誰しも得意・不得意はあるけれど
絵に対する苦手意識は顕著でした。



でも、1時間真剣に描くと
こんなに上手にできたんです✨

実はこの子
一昨年学校に行けない時期がありました。


理由は本人もわからない状態。


朝になるとお腹が痛くなり
気持ちが悪くなる。



私にも理由がわからず
しばらく一緒に考え込む
そんな日が続きました。



数日たった時に
「これはダメだな…」
と思ったので、


一日話をするために外に連れ出し
じっくり話す時間を取りました。


その日を境に
いろいろなことがわかってきて
解決に動き出し、


10日後に登校できました✨




あのとき向き合っていなければ
長い不登校の日が
スタートしていたことでしょう。



そして、
その不登校の時期から1年半後に
本人が当時のことを作文に書いたんです。

==========
あの時お母さんは、
ぼくの気持ちをわかってくれました。
==========


その作文には、
当時の辛さや不安、
そしてその中で見つけた
希望についても書かれていました。


私はそれを読んで涙が出ました。

学校に戻った初日の朝
緊張と不安に耐えながら
歩いていく彼の後ろ姿を見送ったこと


今も思い出します。


先生の手や友達の力を借り
段々と自信を取り戻していきました。


その経験を通して、息子はより強く、成長していきました。



昨日チャレンジしたチョークアート。
絵が苦手な息子ですが、
すごく上手に描けました。



『涙が出るほど嬉しい!』

と言って自分の絵を
誇らしげに、大切に
ぎゅーっと抱えて歩く姿は
自信に満ちていました😊✨



(チョークアートの先生ありがとうございました。)

子どもの気持ちを聴く技術は
生涯にわたって必要不可欠な
ものだと感じます。


よかったら一緒にそのスキルを学びませんか?
おうちママカウンセラーACADEMY主宰 塩田ひとみ

この記事を書いた人

しおたひとみ

育児を通して本当の自分と向き合うことになった30代の母親です。
穏やかな性格だった独身時代には、
自分とは無縁と思っていた「怒り」という感情。
しかし結婚して子供を授かり育てていくうちに、段々と理想と現実のギャップに苦しみ、子供を愛しているのかさえわからなくなっていき精神状態は最悪に。
又育児環境も、両親との同居、4度の転勤など変化の多い中
イライラをコントロールすることができずに悩んでいました。
そんな時テレビで紹介されていたアンガ―マネジメントに出会い、
藁をもつかむ思いで学び始めた事をきっかけに
その後日本ではまだ少ない怒りの専門家としてアンガ―マネジメントを伝えていく為、ファシリテーターの資格を取得。
自分自身も日々イライラコントロールのトレーニング中ではあるけれど、
今はイライラすることはほとんど無く、大好きな子供たちと笑って過ごせるようになりました。

現在男の子3人、女の子1人の母。
お母さん向けのネットショップ運営中。
2016年12月から、地域で子供食堂をはじめました。
「過去の自分と同じような精神状態の、育児中のパパやママをサポートする事・頑張っている子供の身近な相談相手になる事・人と人を繋ぐ事」
をモットーに個人で活動中。