子供たちからのサプライズ

学校のお休みが続き、今は辛抱辛抱の日々ですね。

窮屈な事も多いですが、この状況のおかげで良いこともあります。

まず、夕食をゆっくり作れること。通常時は子供の送り迎えで食事はとにかく時短で、栄養バランスよりもお腹に入れば良いっ!という感じでバタバタやっていましたが、今は送り迎えが無いおかげで、時間をかけて作ることができています。

もう一つは、寝かしつけのときに本を読んであげられること。上の子達には読んでいたんですが、気づけば下の子達にはほとんど読んでいませんでした。なので、今は時間が取れる時だけですが読んであげています。ノンタンとか簡単な絵本ですけどね。

エルマーの冒険をさし出された時はこっちの方が寝てしまいそうです。

 

休校中子どもたちからのサプライズがありました

仕事から帰ると、キッチンのカウンターに小さな手紙が2つ。

静かなリビング。

 

 

ゴシゴシ、ワシャワシャ…

 

「…あ!帰って来ちゃった!」ゴシゴシ、ワシャワシャ…

 

 

と聞こえたので、音のするお風呂場を開けると、子どもたちが3人で風呂掃除の真っ最中でした。肩までしっかり腕まくりして、ズボンの裾もずっと上までまくり上げて。

 

 

「あー見つかっちゃった!おかえりーお母さーん!!」

 

 

私が帰ってくる前に、部屋掃除・トイレ掃除・食器洗い・洗濯たたみ終わらせてくれていて、最後のお風呂掃除中に私が帰って来ちゃったんですね(笑)

 

 

カウンターに置いてあった手紙には、

いつもみんなのこと一生懸命頑張ってくれてありがとう。大好きだよ。

いつも頑張ってくれてありがとう。掃除頑張ったよ。

と書かれていました。

 

遅い食事でインスタントラーメンを食べようとしたら、1番下の子が「ゆ~っくりたべて~」と(笑)何もすることないよ!僕らがしたからと言う気持ちなのでしょう。

 

 

学校も長くお休みで、本当にどこにも行けなくて退屈しているのに、母を喜ばせることを思いついて、その目的の為に一日過ごした子どもたち。

 

その様子を想像するだけで、愛しいです。

 

ほんの10年前は子どもたちにイライラして大変でしたから、信頼関係をつくり直した今のこの状況はすごい変化です。

 

 

満足げな3人をぎゅーっとハグして感謝しました。

 

えー、長男は、ゲームに夢中でサプライズには全く関与していませんでした(笑)

この記事を書いた人

しおたひとみ

育児を通して本当の自分と向き合うことになった30代の母親です。
穏やかな性格だった独身時代には、
自分とは無縁と思っていた「怒り」という感情。
しかし結婚して子供を授かり育てていくうちに、段々と理想と現実のギャップに苦しみ、子供を愛しているのかさえわからなくなっていき精神状態は最悪に。
又育児環境も、両親との同居、4度の転勤など変化の多い中
イライラをコントロールすることができずに悩んでいました。
そんな時テレビで紹介されていたアンガ―マネジメントに出会い、
藁をもつかむ思いで学び始めた事をきっかけに
その後日本ではまだ少ない怒りの専門家としてアンガ―マネジメントを伝えていく為、ファシリテーターの資格を取得。
自分自身も日々イライラコントロールのトレーニング中ではあるけれど、
今はイライラすることはほとんど無く、大好きな子供たちと笑って過ごせるようになりました。

現在男の子3人、女の子1人の母。
お母さん向けのネットショップ運営中。
2016年12月から、地域で子供食堂をはじめました。
「過去の自分と同じような精神状態の、育児中のパパやママをサポートする事・頑張っている子供の身近な相談相手になる事・人と人を繋ぐ事」
をモットーに個人で活動中。