子供との喧嘩の後にしたい、たった一つの修復法

 

 

 

 

「さっきは、あんな嫌な事いってごめんね…」

 

 

 

 

数年前、娘に

「私ね、○○先生(保育園の担任)が大好きなんだ。」

と言われました。

 

 

そう、娘は○○先生が大好きでした。

保育園に行くと、いつも安心して飛び込んで、先生の優しさに包まれに行くんです。

 

 

「どういうところが好きなの?」

と聞くと、

 

 

「〃さっきは怒りすぎちゃってごめんねー〃

って言ってくれるところだよ。」

と娘。

 

 

え??

そうなの?

 

 

「それを言われると、

どんな気持ちになるの?」

と聞くと、

 

 

「うれしいきもちになるんだよ。」

という娘。

 

 

 

この会話から考えました。

怒っちゃうことは、毎日の中でたくさんあるので、つい言った方は流してしまいがちで、謝るタイミングなんて怒りすぎて完全に失っているので、眠った後の寝顔を見ながら反省しますよね。

 

 

だけど、親だって、完璧じゃないから

そこそこ上手に怒れる時もあれば

感情的に言いすぎる時もたくさんあるじゃないですか。

 

 

だけど、

そんな時って、素直に謝るのが大事なのかも💦

と思ったんです。

 

 

自分がパートナーに同じことを

してもらったと想像してみると、確かにうれしいなぁって思うんですよね。

言い過ぎたことを悔やんでくれているのかと、

相手の思いやりに気づくだろうなと思いました。

 

 

娘のもそれと同じで、

先生からの「さっきは怒りすぎてごめんね」

の言葉から、私はこの人に大事にされている🌸

って感じているようなんです。

 

 

だから、

私たちお母さんも、毎日言い過ぎちゃうことばかりだとは思うんですが(笑)、落ち着いたときに、できる時だけでいいから

「怒りすぎちゃってごめんね」「嫌な事いってごめんね」

って言ってみてください。

 

 

私は思うんですけど、

こどもはゆるす天才

なんです。

 

 

 

親の至らないところなんて、一瞬で包んでくれる優しさを持ち合わせています。

すごく広くて深い優しさをもっているって思うんですよ。

 

 

 

実際に、私は

「だれでも失敗するから、つぎ頑張ったらいいよ。」

って年少の子から返事をもらったことがありました。

 

 

子供はゆるす天才

 

 

何時からでも、どのタイミングからでも親子関係の修復・やり直しはできます🎵

失敗した後に、何をするかです。

 

 

 

アンガーマネジメントファシリテーターの塩田でした。

この記事を書いた人

しおたひとみ

育児を通して本当の自分と向き合うことになった30代の母親です。
穏やかな性格だった独身時代には、
自分とは無縁と思っていた「怒り」という感情。
しかし結婚して子供を授かり育てていくうちに、段々と理想と現実のギャップに苦しみ、子供を愛しているのかさえわからなくなっていき精神状態は最悪に。
又育児環境も、両親との同居、4度の転勤など変化の多い中
イライラをコントロールすることができずに悩んでいました。
そんな時テレビで紹介されていたアンガ―マネジメントに出会い、
藁をもつかむ思いで学び始めた事をきっかけに
その後日本ではまだ少ない怒りの専門家としてアンガ―マネジメントを伝えていく為、ファシリテーターの資格を取得。
自分自身も日々イライラコントロールのトレーニング中ではあるけれど、
今はイライラすることはほとんど無く、大好きな子供たちと笑って過ごせるようになりました。

現在男の子3人、女の子1人の母。
お母さん向けのネットショップ運営中。
2016年12月から、地域で子供食堂をはじめました。
「過去の自分と同じような精神状態の、育児中のパパやママをサポートする事・頑張っている子供の身近な相談相手になる事・人と人を繋ぐ事」
をモットーに個人で活動中。