アンガーマネジメントのコア・ビリーフとは①

こんにちは。

アンガーマネジメントファシリテーターの塩田です。

 

また失敗💦💦💦

 

数日前、息子と大喧嘩をしてしまいました。

久々の大喧嘩です。

大きな声で言い合いをしたのですが、随分白熱してしまいました💦💦💦

 

コア・ビリーフ『兄弟は仲良くするべき』

前にも書かせてもらったことがありましたが、私がアンガーログをつけていて気が付いた自分の※コア・ビリーフの中で「兄弟は仲良くするべき」という考えがあります。

 

なので、兄弟喧嘩でいつまでもやりあっている子供を見ていると、怒りがこみあげてしまうことがよくあります。

 

 

今回の喧嘩の内容は簡単に言うと、、、

夜に下の子が、上の子に「あっちにいけと言われた」と泣いて私の布団に入ってきた。

私は想像で、上の子が自分の気ままから下の子を冷たくあしらったんだろうと理解。

翌朝、上の子になぜそんな意地悪をしたのかと問い詰めた。

上の子は、自分じゃなくて違う兄弟が寝ぼけて「あっちにいけ」と言ったら、泣きだてしまって勝手にお母さんのところに行ったんだよ。という言い分があった。

でも私は、クールでやや冷たいように見える上の子が地悪をしたに違いない!と思い込んでしまっていたので、「だいたいあなたは普段から下の子に冷たいから、お母さんはこうやって勘違いするんじゃない!」とさらに言い放ってしまったので、

上の子は「ぼくだって優しくしてあげているよ!なのにお母さんはそれを見ていない!悪いところだけを責めてくる!納得いかない!!」と絶叫ムカー!(○`дノ´)ノ┳┳・゚・┻┻・゚・。

 

最後は主人がまぁまぁ落ち着けと間に入ってくれたので、仲直りしたのですが、、、。

 

 

その時の私に、子供の言い分を聞いてあげる余裕があったら良かったのですが、なかなか折れる事ができませんでした。

 

 

「勘違いだったね、ごめんね。」が伝えられない

心理カウンセラーの方のお話でよく見聞きするのは、子供のマイナス点を受け入れられないのは、目の前の我が子に対してではなくて、実は自分自身に対してなのではないかという事。

 

 

この喧嘩で、上の子はすごく怒りました。お母さんは僕のいい部分を見てくれていないと。

そんなに怒らせてしまったのは、私の言動からです。本当は上の子のいいところは沢山知っています。

仲直りした後、反省しながらよく考えてみました。

 

 

「兄弟は仲良くするべき」「上の子は下の子に優しくするべき」

このコア・ビリーフが、自分で思っていたより遥かに強い強烈なコア・ビリーフとして染み付いていると気づきました。

 

これについて自分の子供の頃を思い出して、少し考えてみようと思います。

 

でも、長くなりそうなので次回に(ᅙωᅙ)ふっふっふ

 

 

※コア・ビリーフとは、自分が信じている強いこだわりや信念のようなもの。それが他人によって裏切られる事で強い怒りになってしまう。

人は皆違う人間なので考え方や理想とするものがそれぞれ違います。自分の信念を相手に押し付けてしまうとどちらにとってもストレスになり上手くいかない場合があります。また自分に厳しい人ほど自分のコア・ビリーフで相手を従わせようとしてしまう傾向があります。

 

 

 

この記事を書いた人

しおたひとみ

育児を通して本当の自分と向き合うことになった30代の母親です。
穏やかな性格だった独身時代には、
自分とは無縁と思っていた「怒り」という感情。
しかし結婚して子供を授かり育てていくうちに、段々と理想と現実のギャップに苦しみ、子供を愛しているのかさえわからなくなっていき精神状態は最悪に。
又育児環境も、両親との同居、4度の転勤など変化の多い中
イライラをコントロールすることができずに悩んでいました。
そんな時テレビで紹介されていたアンガ―マネジメントに出会い、
藁をもつかむ思いで学び始めた事をきっかけに
その後日本ではまだ少ない怒りの専門家としてアンガ―マネジメントを伝えていく為、ファシリテーターの資格を取得。
自分自身も日々イライラコントロールのトレーニング中ではあるけれど、
今はイライラすることはほとんど無く、大好きな子供たちと笑って過ごせるようになりました。

現在男の子3人、女の子1人の母。
お母さん向けのネットショップ運営中。
2016年12月から、地域で子供食堂をはじめました。
「過去の自分と同じような精神状態の、育児中のパパやママをサポートする事・頑張っている子供の身近な相談相手になる事・人と人を繋ぐ事」
をモットーに個人で活動中。