上の子が嫌いになってしまうあなたへ

おはようございます。

アンガ―マネジメントファシリテーターの塩田です。

よく聞かせて頂く相談の中でとても多いお悩み、それは…

 

 

上の子が可愛く思えない

 

 

私にもありました。

それはちょうど2人目が産まれて、産婦人科を退院した時から始まったような気がします。

産まれたての小さな小さな新生児を、しっかりと抱きながら帰宅すると、そこには大きな上の子が(2人目が産まれるまでは小さいと思っていたのに)甘える気持ちいっぱいで待ってくれていました。

「でかっ(驚)」

こんなに大きかったっけ?!

と思いながらも上の子に、寂しかったね、待っててくれたんだね。と声をかけました。

 

しかしこれからが大変です。

放っておくことのできない新生児がいるにも関わらず、上の子は抱っこして、あれもして、これもしてと、赤ちゃん返りからすごくわがままを言ってきました。

私はだんだんとイライラしてきました。

下の子の世話をしたいのに、その行動を中断してくる上の子に対して、私はどんどんキツイ態度をとるようになっていきました。

 

そうなるとついには触られるのも嫌、泣かれても腹が立つ、お願いあっちに行っていて…💦と思ってしまうまでになってしまいました。

 

そんな自分に襲ってくるのは自己嫌悪の嵐です⚡⚡⚡

 

なんであんなに大切な子だったのに今は、そう思えなくなってしまったんだろう。

なんで抱っこしてあげられないんだろう。

なんでこんなに嫌な気持ちになるんだろう。

どうして拒絶してしまうんだろう。

私の頭がおかしくなっているのかな…。

こんなに冷たい態度をとっていたら、この子はだめになってしまうんじゃ…。

このまま一生愛してあげられなかったらどうしよう。

この子が親になった時に、私のように子供を愛せなくなったらどうしよう。

 

 

 

いつも参考に見させていただいているブログの中にこんなメッセージがありました。

 

好きだと思っている時間、嫌いだと思っている時間、どうしてあの子を愛せないんだろうと悩んでいる時間、その子に関することを考えている時間すべてが

愛している証拠

 

下の子はミルクを飲んでいても、眠っていても、泣いたりしても全てが無条件でカワイイ💛

でも、寝ても覚めても保育園に行っている間でも、頭をよぎるのは上の子の事。

言い過ぎたな…とか、

なんで抱きしめてあげられなくなっちゃったんだろう…とか、

泣かせてしまった後の寝顔にごめんねを言うこととかも…

全てがその子に対するだとしたら、私は、同じ気持ちのママたちは、ちゃんと子供を

 

 

 

愛しているんだと思います。

 

 

 

 

そして、児童相談所に勤める知り合いのお姉さんに相談した時にも

 

そこまで悩んで育てているお母さんの子供は、大丈夫。

こんなに悩まないで放っているお家の子の方が、心配なんだよ。

 

と励ましてもらったのを今でも覚えています。

自分をすごく責めていた時だったので、本当に励ませれた言葉でした。

 

 

お母さんの頭の中を自分で一杯にできている上の子は愛されているに決まっています💕

あなたは上の子も下の子もちゃんと愛せていますよ🍀

この記事を書いた人

しおたひとみ

育児を通して本当の自分と向き合うことになった30代の母親です。
穏やかな性格だった独身時代には、
自分とは無縁と思っていた「怒り」という感情。
しかし結婚して子供を授かり育てていくうちに、段々と理想と現実のギャップに苦しみ、子供を愛しているのかさえわからなくなっていき精神状態は最悪に。
又育児環境も、両親との同居、4度の転勤など変化の多い中
イライラをコントロールすることができずに悩んでいました。
そんな時テレビで紹介されていたアンガ―マネジメントに出会い、
藁をもつかむ思いで学び始めた事をきっかけに
その後日本ではまだ少ない怒りの専門家としてアンガ―マネジメントを伝えていく為、ファシリテーターの資格を取得。
自分自身も日々イライラコントロールのトレーニング中ではあるけれど、
今はイライラすることはほとんど無く、大好きな子供たちと笑って過ごせるようになりました。

現在男の子3人、女の子1人の母。
お母さん向けのネットショップ運営中。
2016年12月から、地域で子供食堂をはじめました。
「過去の自分と同じような精神状態の、育児中のパパやママをサポートする事・頑張っている子供の身近な相談相手になる事・人と人を繋ぐ事」
をモットーに個人で活動中。