イヤイヤ期の向き合い方 イライラ対処6秒深呼吸

 

こんにちはアンガ―マネジメントファシリテーターの塩田です(*^-^*)

 

うちの4人の中の末っ子の話です。

 

2才からイヤイヤが始まり、駄々をこねたり、怒ったり、泣いたり、かなり手のかかる子です。

 

一度怒ると、機嫌が直るまでびっくりするほど長く時間がかかり、プロの保育園の先生にまでお手上げと言わせるほどです(笑)

 

先生曰く、

「切り替えができなくて、違う事に意識をもっていこうと話をするのだけれど、聞く耳がありません」

とのこと。そうかこの子には、聞く耳が無かったのか…。

 

 

4人目の子育てで、更にアンガ―マネジメントを学んでからのイヤイヤ期でしたので、

人前で恥ずかしいほど泣くし、怒るし、抱っこをすると蹴ってくるし、なんなら髪の毛も引っ張られたりして、ぼさぼさで(笑)正直恥ずかしいですが

 

このときアンガ―マネジメント的に大事にしている事は

自分の呼吸を乱さない事

◆アンガ―マネジメントを学んでいるおかげで、イヤイヤに対応している時、呼吸が荒くなり、頭に血が上ってくるのを自分で冷静に感じていますので、

「私怒ってきたなー」と気づくと意識して大きく呼吸します。時には、笑うことも。

周りの人全員が振り向くほどの状態になるので、恥ずかしすぎて何だか笑えるって感じになることもあるんです。

「あっははっ、本当に頑固なやつ。人生3年しか生きてないくせに(笑)」

とか思いながら笑っていると体の緊張も抜けていきます。

怒っている呼吸とは違う呼吸リズムに変わってくるので効果があります。

 

 

 

◆同じような状態になった時に保育園で泣いてしまったママもいました。

「どうしたらいいの」「しつけができていないと思われている」「恥ずかしい」

そう思う気持ちが、ママを追い詰めています。

しかしそれは「ママ自身の思い込み」です♪

周りの人に「なんてひどいイヤイヤなの?ガツンと怒ればいいのに」なーんて思われていたとしても、それは相手基準の思い込みです♪

そして皆が同じようには思っていません。私のような母親は、十分あなたを理解していますよ!

他人の目は関係ありません♪他人基準の思い込みに振り回される必要はないですよ♪

自分が落ち着くことが一番大事。

 

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一つ4人子供を育てた経験から意見を言わせてもらえば、

 

長男も次男も激しいイヤイヤ期がありましたが、私が周りの目が気になって、自分のプライドも傷つけられるからと、正面からイヤイヤとぶつかっていた時、

「もう一度最初からやり直して!」とぐずる事を全く受け入れずに、引っ張ってでも連れて行っていましたが、

息子は思いを受け止めてもらえない悲しさから余計に気持ちの切り替えができなくて、ギャーギャー泣きわめいていました。落ち着くまで1時間💦はかかっていたと思います。そして息子に残るものは突き放された悲しさでした。

 

 

しかし今の下の息子には、気持ちを代弁しながらイヤイヤに付きあっていますが、45分🌸で落ち着きます。つまり、なんだかんだいっても、寄り添う方が時間が短くすんで、子供には母の愛が残っていると思っています。

私の一番嫌いな「やり直し行動」にも付き合っています。※さっきも書きましたが、上の子の時は断固として付き合ってあげませんでした…それが余計に悪い方向に行く元だったかもしれません。

 

 

仕事の時間が迫っている時は先生に「お願いします!」と託すのですが、イヤイヤ期は敢えて早めに登園するようにしていたので、なるべく相手の主張に寄り添って、やり直しも付き合ってあげています。

 

 

 

子供自身にも「怒り(イヤイヤ)」に隠れている「第一次感情」があります。✨

 

言葉で表現できないからイヤイヤするので、そこを思いやってあげる練習をすると子供に対する見方が変わってきます。

この記事を書いた人

しおたひとみ

育児を通して本当の自分と向き合うことになった30代の母親です。
穏やかな性格だった独身時代には、
自分とは無縁と思っていた「怒り」という感情。
しかし結婚して子供を授かり育てていくうちに、段々と理想と現実のギャップに苦しみ、子供を愛しているのかさえわからなくなっていき精神状態は最悪に。
又育児環境も、両親との同居、4度の転勤など変化の多い中
イライラをコントロールすることができずに悩んでいました。
そんな時テレビで紹介されていたアンガ―マネジメントに出会い、
藁をもつかむ思いで学び始めた事をきっかけに
その後日本ではまだ少ない怒りの専門家としてアンガ―マネジメントを伝えていく為、ファシリテーターの資格を取得。
自分自身も日々イライラコントロールのトレーニング中ではあるけれど、
今はイライラすることはほとんど無く、大好きな子供たちと笑って過ごせるようになりました。

現在男の子3人、女の子1人の母。
お母さん向けのネットショップ運営中。
2016年12月から、地域で子供食堂をはじめました。
「過去の自分と同じような精神状態の、育児中のパパやママをサポートする事・頑張っている子供の身近な相談相手になる事・人と人を繋ぐ事」
をモットーに個人で活動中。