あなたのお子さんは外に怒りを向ける子?それとも受け止める子?

こんにちは。

アンガ―マネジメントファシリテータの

塩田ひとみです。

私の育児が一番最悪な状態だったころの事です。

長男と次男、二人を育てていた私ですが、

私は当時、短期間働いていた職場で嫌な扱いをされていました。

私がまるでそこに存在していないかのように「無視」をされていました。

始めはあまり気にならなかったのですが、段々と辛くなってきて精神的に追い詰められていったと思います。

リーダー的な方から無視されていたので

話しかけても空返事をされるし、

皆で集まる場所にはあなたは来なくていいのよと言われていました(;^_^A

そのうち、大事な時でも「いなくていい人」になってしまいました。


その頃、育児でのイライラは最高潮でした。

上の子が3歳、下の子が1歳。

下の子を寝かしたいのに、上の子が騒ぎます。

「お昼寝」という、ママが一人で落ち着ける大切な時間が、うまく取れないのです。

あの時期は、私の時間を奪う上の子の事が嫌になって、すごく怒ってしまっていました😢

アンガ―マネジメントを学んだ今となっては、

当時の苛立ちは、職場でいじめられて思い通りにならない毎日の中

同じように思い通りにならない我が子に対して、それをぶつけていたんだとわかります。

怒りは連鎖します。

強い人から、弱い人へ。

職場の人から私へ

私から子供へ

子供は保育園で、弱い子に向ける…


しかし、今思うと、

我が子は、おとなしい性格だったからか

保育園で弱い子に向けることはしていませんでした。

強いところから私に流れてきた『怒り』の流れを、

小さな3歳の息子は、ただ受け止めて、

『怒り』の連鎖を止めてくれていました。

一杯怒られて、辛かっただろうな…と今は心から申訳ない気持ちです。


例え、

外で自分より弱い友達に『怒り』を向けてしまっていたとしても、

それは子供にとってはしょうがない事なのかもしれません。

その子にとって受け止め切れない『怒り』の感情を、

外に向けることでしか発散できなかったのかもしれないと思うのです。

そして、小さなうちはその度に親や先生が、本音で指導する事で学ぶのですが、

でも、本当は私たち大人が、気付いてあげるべき心の叫びでもあるのかなと思います。


あの時の私に言いたい事は、

「解決するべきことは子供ではない。自分の職場にあったんだよ。」

という事です。

更に、きっと仲間はずれをしてくる相手を変える事はできなかったはずなので、

自分の心をどうもっていくかで、改善する事は可能だったと思います。

過ぎたことだから、今となっては、もうどうしようもないのですが…。

ただ息子には、感謝しています。

そして、あの苦しかった当時を抜け出している今は親子共に幸せです。

大切でしょうがない子どもなのです。昔も今も。

このブログを読んでくれているパパやママにも、

抜け出せたあとに幸せが待っていると伝わるといいです。

コメント

  1. かおり より:

    友達に教えたよー!

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