こんにちは。
アンガ―マネジメントファシリテータの塩田ひとみです。
私の学んでいる一般社団法人日本アンガーマネジメント協会メールマガジンより
代表理事の安藤俊介氏の文章をご覧ください(#^^#)
「叱る」ことについて話しましょう。
一般的には「叱る」と「怒る」は別のこと、と
考えている人が多いように思います。「叱る」は、相手のことを思って怒ること、
「怒る」は、自分勝手に怒ること、というのが、
おおまかなイメージでしょうか。でも、私はそうは考えていません。
本書にも書きましたが、「叱る」=「怒る」です。
ついでに言えば、「注意する」も全く一緒の意味です。本書では、
「叱ること」は「リクエストすること」と
定義をしています。「今どうして欲しい」「次から何をして欲しい」を
伝えるのが「リクエスト」です。ところが、多くの人はリクエストなく叱っています。
百歩譲ってリクエストがあったとしても、
そのリクエストはとてもわかりづらく、
相手にとって受け入れ難いものになっています。例えば、部下が報告を怠たり、問題が起きたとき、
上司が伝えるべきことは以下のどちらでしょうか?1「次回からすぐに報告をしてほしい」
2「なぜすぐに報告しなかったんだ?」人情としては2を選びたくなると思いますが、
正解は1です。1であればリクエストが明確です。
ところが、2は何がリクエストなのかがよくわかりません。もちろん、「次回からすぐに報告をしてほしい」の後に、
問題解決に向けて伝えることはありますが、
報告をしてこなかったという点について叱るポイントは
単純に「次から報告をすること」です。気持ちを伝えたり、責任の所在を聞いたりするのは、
もっとずっと後にやることです。繰り返しますが、「叱る」ということは、
単純に「リクエスト」をして、聞いてもらうこと。そう思えば、叱ることももっと気持ちを楽にして
できるようになるのではないでしょうか。
私自身、「叱る」も「怒る」も同じなんじゃないかなと思っていましたが、
これは「リクエスト」(頼むこと、希望すること、依頼すること、要求すること)
だったんです。
では、そのリクエストを相手に伝える場合、怒鳴る・叩くでは伝える方法として違うのかもしれませんね。
- 気持ちはぶつけるものではなくて、届けるものです。
どのようにリクエストしていけばいいのか、一緒に勉強していきましょう(*^-^*)