兄弟ケンカ『大っ嫌い』の意味は?

こんにちは。

アンガ―マネジメントファシリテーターの塩田です。

イライラやストレス。子供にもあるんです(>_<)

イライラやストレスが溜まっていくと、

しょっちゅう兄弟喧嘩が起こります。

そんな時は、ママも聞いていて、イライラしてしまうもの。

だって、” 仲のいい兄弟でいて欲しいから ”

聞ていると喧嘩の始まりは些細なことのようです。

でもそこで、どちらかが

『〇〇なんて大っ嫌い!』

と言い放ってしまいました。

大っ嫌いという言葉の威力が強いので、言われた方は大きな声で泣き出しました。

本当に大嫌いなのでしょうか?

ここで私たち親がやりがちな事は、

「大っ嫌いなんて言ったら、相手が悲しむでしょ!」

「謝りなさい!」「どうしてそんな意地悪なこというの!」

などでしょうか。

これでは、その言葉を言ってしまった子供が救われません。

余計に怒りを膨らましてしまうかもしれません。

さぁ、ここはぐっと我慢です。


ではアンガ―マネジメント的に考えてみましょう(#^^#)

怒りは第二次感情です。

嫌いと言ってしまう前に起こっていたことは何でしょうか?

忙しくて見聞きしていなかったなら聞いてみましょう。想像してみましょう(*’ω’*)

相手に遊びを邪魔されたから…、私にも貸してほしいのに貸してもらえない…、

聞こえていない振りをされた…、叩かれた…、

お母さんが私ばかり我慢させる…、私はいつもだっこしてもらえない…、

今日はお母さんが私にかまってくれていない…

大嫌いと言う前に、分かってほしい気持ちがあったようです。

本当は『大っ嫌い』ではないのです。

兄弟ですもの、『大嫌い』の反対⇔『大好きでいさせて!』の叫びだと思うのです。

子供なら本来、嫌なことがあっても夜に寝て、朝になればリセットできる事がほとんどですが、それでも

朝からかまってもらえない、遊んでもらえない、

話を聞いてもらえない、他の兄弟と区別される、

というような事があると、ストレスがたまり、

心のコップから溢れて小さなことで喧嘩になってしまうのですね。

お母さんの忙しさや態度から、知らず知らずに子供にストレスを与えているかもしれないと気が付ければ、ほんの30分、話を聞いてあげるか、絵本を読んであげるか、一緒に遊んであげるなど時間をとってみて下さい。

ほんの少しで大丈夫なんです。しっかり見つめて、笑顔で過ごしてあげて下さい。ほっとして心を温めてあげられます。

イライラは、強い物から弱い物に向かって流れていきます。

気が付いた時に、イライラの裏に隠れている第一次感情を癒してあげましょう(#^^#)

もちろんママ自身も同じですよ!

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